宮古から釜石まで
2012年 09月 18日45号線を宮古から南下します。
はじめに立ち寄ったのは、藤の川海水浴場。
家族での思い出がたくさんある思い出の場所。
毎夏、必ずここで泳いでいました。
すっかり変わってしまった。
側にあるスタンドが営業再開していたのは何だか嬉しかった。
父は震災の数日後にこっちに来たらしいのだが、まだ自衛隊とか入るまえだったので道路は通れず、大勢の人達でがれきをよけながら通行したとのこと。
その時はもうここのスタンドは無理だろうと思っていたらしく、こうやって再開していて少し嬉しそうでした。
途中、道路でよく目にしたのは、津波警戒水域という案内板がかなりたくさんありました。
それらを見るだけで、この辺はここまできたんだとか、ここから大丈夫だったんだというのがわかります。
山田町を経て、浪板海岸を抜け、吉里吉里を抜け、大槌町へ。
ここは低地部分に住宅や街があったので、本当に何もなくなったまま。
住宅跡に草が茂っていました。
宮古から南下するとこういう風景が多くなってきます。
旦那氏に「ここ、皆、家とかの跡だよ」と言ったら、絶句。
大槌町役場跡。
市など大きい町はそれなりに復興しはじめているのが見えるけれど、こういう小さい自治体は本当厳しいというのが痛感。
父はお墓参りの他に見て欲しかったんだと思う。
そんな気持ちが何となく伝わってきた。
by kelly87jp
| 2012-09-18 18:15