ありがとう。大好きだよ。
2012年 10月 19日15歳7ヶ月の犬生でした。
猛暑の夏も食欲旺盛で元気だったのですが、ここのところ立て続けに腎臓からの発作があり、15日の夜に倒れて救急へ運ぶ際には脳圧が上がり、ショックで呼吸も止まり、人工呼吸で戻して駆け込むという状態でした。
救急で治療して頂き、早朝になりようやく眠れるくらいになり、その日の朝にかかりつけへ転院。
転院先でもいい状態になってきていて、ごはんも食べる。
17日夕方前にお見舞いに行き、6時近くまでずっとだっこさせてもらっていました。
私のにおいを嗅ぐとおとなしくなるので、一旦眠そうだったので寝かせたらだっこしてくれとしゃべっているので、しばらくそうしていました。
先生と今後の治療についてもゆっくり時間がかかる数値ではあるが、いい状態になってきている(でないとごはんとか絶対食べられない状態&薬はゆっくりでないと体に負担かかってしまう)のでという話をし、また来るねって言って看護師さんに預け、買い物を済ませて家に着く時に携帯が鳴りました。
病院からの電話。
今亡くなったという連絡でした。
足から崩れました。
パニックになりそうな自分を抑えながら先生と話しましたが、何が何だかわかりませんでした。
でも、どうやらマックさんはあの後しっかりとごはんを食べたそう。
その後に横になって眠りにつき、すぐに心臓が止まったそうです。
多分本人も気づいてないんじゃないかと。
苦しんでではなく、最後は安心して。
ごはんをしっかり食べるなんて、なんてマックさんらしいんだと思いました。
それから旦那に連絡。すぐ帰ってきてくれました。
病院へ迎えに行く時、歩きながら嗚咽が止まらなくなりました。
マックさん、びっくりするくらい穏やかな顔でただ眠っているだけのようでした。
いつものようにほんのちょこっと舌を出し、いつもの穏やかな寝顔のままでした。
それから旦那がくるまでの間、主治医だった先生とお互い泣きながらずっと色々な話をしていました。
今回は亡くなったけれど、昨年の環軸亜脱臼の時の方が実はかなり危なかったとのこと。
確かにあの時も覚悟はしましたが、今回の発作までの間は回復し元気だったので、かなり驚異的だったんだそう。
本当に先生にはお世話になりました。ここの病院がマックさん、好きでしたから。
ここまで頑張ってくれて、最期にだっこしてたくさんおはなししておいてよかったと思いました。
一度寝かせたら駄々こねたのは、何か感じていたのかもしれませんね。
それからしばらくだっこしてくっついて、安心しちゃったのかな。
今でも可愛くて可愛くてたまりません。
旦那と二人でたくさん泣きました。歩いて3人で家に帰りました。
頭がまったくまわってなかったのですが、これからしなければならないことなどを先生に相談し、家に帰ってから旦那と泣きながらどうやってどこでどのようにお見送りするか相談し、電話で問い合わせし、決めました。
家からも近いところで主治医の先生もそこで歴代のペットをと聞いていたので。
(結構悪徳系も多いそうなので、都内近郊含めいくつかしっかりとしたところを紹介してもらいました)。
電話でも実際行った際も、そして内容も人も実際もとてもよかった。
マックさんが大好きだった服を着せ、亜脱臼以来外していたお気に入りだった首輪をつけ、ずっと話しかけたり、旦那と思い出話をしたり。
色んな昔のことを思い出したり。
別れは年齢を考えるととうに寿命ではあるので覚悟して一緒に旦那のもとへ嫁いだけれど、やっぱり悲しいし寂しい。
けれど、看取れてよかったし、最期は苦しんでではなく眠ったままって、ある意味幸せなのかもしれないと思う。
発作で苦しんで叫びながらとかで最期を迎えさせたくはなかったので、そこは本当によかったと思っています。
そして主治医の先生をはじめ、お世話になった先生方が皆さんとてもいい方々ばかりで救われましたし、本当に感謝でいっぱいです。
下のMoreには最期の写真が含まれていますので目に入れたくない方はクリックされない方がと思います。
連れ帰って着替えました。
大好きなサムライブルーの代表Tシャツ。
いつもの寝ている顔のまんまです。
この後好きだったお手製ケットをかけ、お線香をつけ、末期の水を含ませ、久々に家族そろってゆっくりとした時間を過ごしました。
18日に葬儀を行いました。
時間もゆっくりととって頂き、後悔の無い様、見送ってあげれたかなと思っています。
マックさんの大好きなおやつもたくさん入れ、ごはんも入れ、第1夫人と呼んでいたぬいぐるみも一緒に。
大好きな旦那の服も入れてあげました。
いっぱいおやつ入れたから、お友達作ってみんなで食べてねって言いながら。
マック、本当にありがとう。
マックにはたくさん助けてもらったね。
マックがいるから、ねえちゃんは頑張れたことがいっぱいなんだよ。
マックから色んなことを教えてもらったんだよ。
もっともっと色んなことをしてあげたかったんだよ。
もっともっと一緒にいたかったよ。
これから先の準備だってしていたんだよ。
すごくすごく寂しいけれど、これでもう苦しくないし、いっぱい走れるね。
目もきっともう見えるよね。
マックがもう苦しくないのなら、ねえちゃんはそれでよかったと思うことにするよ。
コロちゃんがきっとお迎えにきてくれたんだと思っているよ。
うちの子でいてくれて本当にありがとう。
by kelly87jp
| 2012-10-19 14:33
| わんこ♪